【プレイボール2】第4話内容と感想、ネタバレあり、グランドジャンプより

【プレイボール2】第4話内容と感想、ネタバレあり、グランドジャンプより

プレイボール2の第4話「ピッチャー、クビの巻」になります。

前回、第3話はこちら

次回、第5話はこちら

柱文の

前話までです。

「春になり墨谷二中からイガラシ、
江田川中から井口など有望株の新入部員が
入ってきた墨谷高校野球部。

谷口、松川に次ぐ3人目のピッチャー確立のため
左腕・井口に白羽の矢を立てた谷口だが、
イガラシを推す倉橋と真っ向から意見が対立、
二人の一年生をテストすることになる。

丸井との“真剣勝負”でヒットを打たれた井口を
ピッチャーから外す決断をした谷口に…?」
表紙は前回の続きのように、谷口が審判のレガースを持ち、
倉橋がキャッチャー、丸井がバッターボックス、イガラシが
ベンチの方へ歩いてくる。

みんな立っていて、サード側を見ている。

「第3のピッチャーは
イガラシに!
夏の闘いに向け、
一歩ずつ前進する
墨高ナイン!!」

のあおり。

第4話 「ピッチャー、クビの巻」

それでは、内容へ!

 

 

第4話 「ピッチャー、クビの巻」

 

 

柱文は、

「井口VS丸井の勝負は丸井の勝ち。
谷口の決断になんとなく納得がいかない倉橋だが…!?」

 

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練習が終わり、あたりは暗くなっていて、ユニフォームから
制服に着替えており、

「そんじゃお先に失礼します」

と帰る部員たち。

部室には座って向かい合う谷口と倉橋。

「谷口……」
「案外スパッと井口を切ったな」

 「切ったわけじゃないが…」
 「オマエの意見を採用したんだよ」
 「“夏の大会”で井口を頭数に入れるのはやめとくよ」
 「“左”ってことは関係なかった」

「なんで「丸井と勝負」なんて大仰なことをさせた?」

あれだけ井口をピッチャーにさせるのを反対していた倉橋が
スパッと諦めた谷口に疑問の様子。

それに対して、谷口はブルペンじゃなく真剣勝負の環境で
見たかったと。

井口は軟式では、コントロールがよく、変化球を得意として
角(すみ)にバシバシ決めていたと聞いていて、むしろ
ほっておけば変化球を投げたがると。

「う~ん」

井口の変化球を使った所を想像して、その噂は、

「聞いたことのあるな中学時代、
変化球を自在に操っていた噂は…」

 「おれは「ストレートだけ」なんてひと言も
  言わなかったのに…」
 「そうしてしまったのは………」

と谷口が次のセリフのように想像しながら、

 「やはり
  “硬球”が手についてないんだ」
 「とてもじゃないが“変化球”なんて余裕はなかった」
 「今のまま公式戦で投げたら四球連発」
 「それで置きに行って痛打される」
 「そんな光景がありありと見えた」
 「「井口VS丸井」10球ストライク勝負…」
 「丸井には悪いが井口本来の球威ならヒット1本でも
  打たれたらオカシイんだよ」

「……」

 「そして何よりあの性格」
 「倉橋や丸井の言うように井口はズー体のでかい
  “お子ちゃま”だ!」
 「あと3か月じゃ使いモノにするには難しい」

とはっきりいう谷口に困惑する倉橋。

「……」
「いや……」
「あのね谷口…」
「その言い方って…
ちょっとオマエにしちゃ冷たくねえか?」

「え?」

「おれはドライに判断していくけどよ…」
「オマエはもうちょっとウェットに……」

「うっ…」
 (何言ってんだよ)
 「さんざん井口はダメって言ってたのはどっちだよ」

確かにさんざん井口をあと3か月でピッチャーに仕上げるのに
大反対していたのは倉橋。

谷口がきつく言ったので逆に井口に対して気遣いな感じでしょうか?

「とにかく明日からはイガラシだ」
 「本格的にピッチャーの練習をしてもらう」

と割り切る谷口。

それに違和感を覚える倉橋。自転車で帰る二人。
翌日の練習。

「よしイガラシ
  今日から毎日300球投げ込んでもらう」

「え」

「え」

「え」

おどろく、イガラシ、倉橋、松川

松川は中学時代、倉橋と組んでいたピッチャーです。2年生です。

「おいおい谷口無茶言うな
イガラシは先月まで中学生だったんだぞ」 (倉橋)

表情を変えない谷口。

「せめて「1日100球」にしとけよ」  (倉橋)

何も言わない谷口。

「1試合完投して100球位だ」
「300球じゃ“3試合分”だろ」

その言葉で考える谷口。

どうなんでしょうね。プロ野球はだいたい100球目安で今は
メジャーリーグのようにピッチャーを交代していますね。

倉橋の言う100球はなんか練習にしては少ない感じがします。

「じゃあ間を取って200球だ」

「う…」
「“200”でも多いが…」

 「やれるか?イガラシ」

「は はい」
「1日200球……」
「がんばってみます!」

「3か月後の東東京大会
  オマエにはある程度のイニング数は任せねばならない
  頼んだぞ!」

ブルペンに指示をだし、内野のノックに入る谷口。

 

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ベンチの所で何をしていいのか分からない井口、気まずいので
谷口に声をかけると、

「おお井口…」
 「オマエは内野のノックに入ってくれ」

「は はい」

「セカンドにでも行ってくれ」

セカンドに行く井口、セカンドは丸井ともう一人がいて、

「ども…丸井さん
よろしくお願いします」

「ピッチャークビ…か」

「……」
「ーーま仕方ねえな」

とちょっとイヤミ?っぽいことを。

「(高校の硬式野球部ってキビシーなァ~)」

「セカン」

とノックの球が、ヒョイと軽く捌(さば)く丸井。

その動きをみて、

「(丸井さんグラブさばきうまいなァ)」

次に井口。

井口もうまくさばき、

 「OKいいぞ」 (谷口)

「はい」 (井口)

「左のセカンド」
「なかなか君もいいグラブさばきしてんじゃないの」 (丸井)

「丸井さんにゃかないませんが…」

「ーーったりめーだ!」

「はは…」

ブルペンでは、投げ込んでいるイガラシ。息が切れてきて、

「(いくらイガラシと言っても……)」
「(100球を越えるとやはり球威は落ちてくる)」

対して、隣で投げ込んでいる2年生の松川は、

「ふぅ……」  (松川)

「(松川も“100”を越えてきているが
2年坊だけあってイガラシよりはマシだ)」

まあさすがに初めて投げ込んだイガラシより疲れていては
って感じですね。

「「軟球の100球」と「硬球の100球」じゃ
全然疲れ方が違う)」
「(あと半分ーー!)」
「(がんばるぞ!)」

と投げ込むイガラシ。

「(100球投げるのにどうしても
1時間はかかってしまう)」
「200球ということは…」
「2時間投げっぱなし…」
「(1年坊にはそうとうキツイはずだ)」

セカンドから振り返りブルペンを見ている井口。

「(イガラシバテてんな……)」

球の勢いがなくなり、肩で息をしているイガラシ。

「ご苦労イガラシ」
「200だ」  (倉橋)

 「そうとうへばったなイガラシ」  (谷口)

「あたり前だ」
「(一年坊なんだぞ)」
「それにイガラシはまじめだから抜くことを知らねェ」

「そうかさすがだな」
 「じゃあおれもここから投げ込みだ」

谷口につきあうと倉橋は言うがバッティングをと。
イガラシと松川にロードワークを指示し、10キロロード
1時間以内に帰ってくるんだぞと。ランニングシューズには
きかえるようにいい、

自身は、イガラシ、松川と同じように200球の投げ込み。
1時間以内に投げきると、そのあとロードにでると。

うけとる下級生は、「キャプテンはスゲーなぁ……」と。

倉橋はバッティング、松川、イガラシはロードワークに。

その様子を見て井口は居心地が悪そうな感じで、

「「ピッチャーの練習」は大変だな~~」
「ある意味おれはまだピッチャー外されててもいっかな…」

練習が終わり、道具の片付けでもイガラシはまだ息を切らしている
のを見て、

「イガラシの奴……ホントボロボロだね…」
「でも……」
「イガラシはちょっとマジメすぎるかな…」

 

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と一人で帰るところへ、

「おい井口」

「ん」

「丸井さん」

「オマエさ…」
「ピッチャー外されてもエラクあっさりしてんなぁ」

「へ?」

「同じ1年坊でイガラシの方を評価されたことがくやしくねえのか?」

「いや…
昨日いきなり「試す」とかって言われて…」
「心の準備もできてなかったんで…」
「(そこまでは…)」

すると、丸井は、

「オマエ…
あの谷口さんがただ冷たくオマエのことを
切っただけと思っているのか?」

「え?」

とそして丸井はたとえに「いざ鎌倉!」の精神を試していると、
井口はいまいち理解していないみたいな感じで、
マルイはちょっと来いと井口を神社の明かりがある所へ、

「なんなんス?」

「これから毎日練習が終わったらここで投げ込みだ」

「なんで?
それもこんな暗いとこで?」

「ここは街灯のあかりがある」

「丸井さんが受けるわけ?」

「おれはなーオマエと打席で勝負して…
身を持ってオマエの才能を実感した!」

「え?」

「この夏……」
「“左”のオマエのチカラが必要になる場面(シーン)が
おれはあると思う!」

「ま 丸井さん……」

「さあ来い」

「わ」
「わかりました…」
「じゃあ……」

と井口は投げ始める

「よっしゃあ」
「OKナイスボール」

それを灯篭に隠れてみている谷口。

「丸井……」
 「ありがとよ」

ラストの柱文がそのことを表現されているのでもうそのまま
書きます。

「谷口をずっと見てきた丸井だからこそわかる真意。
「あきらめ」という言葉は、ここにはない!!」
丸井がサポートするところがいいですね!
以上が、【プレイボール2】第4話内容と感想、ネタバレあり、グランドジャンプより
になります。

前回、第3話はこちら

次回、第5話はこちら

お読み下さりありがとうございます。

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