【プレイボール2】第8話感想と内容、ネタバレあり、コージィ城倉作

【プレイボール2】第8話感想と内容、ネタバレあり、コージィ城倉作

【プレイボール2】第8話感想と内容になります。

ネタバレしていますのでご注意ください。

前話、7話はこちら

次話、9話はこちら

 

第1巻が8月18日(金)に発売されます!

前話までです。

「谷口の提案で始まった
「土曜に2試合、日曜に3試合」
の練習試合。

日曜日の3試合目、
高校初マウンドのイガラシは完投を目指すが
対戦相手東雲高校の金属バット打線に
徐々にとらえられ始める。

墨高1点リードで迎えた9回表、
球威が衰え始めたイガラシが
最後の力を振り絞る…!!」

 

それでは、第8話「スイートスポットの違いの巻」へ!

 

画像引用元 https://msp.c.yimg.jp/yjimage?q=K6zQwOcXyLGporNxPCOkuYOYu8qy3BKHbw_CD1gfm5POJEegzyX22i6g3FMkF3IvtNRpIqziuabxod1Bd89zLYd5mMjEJaajE4RBL3g51JyjZj.DHfhVKPQI_mVrJEop.fYCQYHewzH3.JBVHg–&sig=138nq0412&x=189&y=267

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巻頭カラーになっています。

表紙はユニフォームに着替える谷口。

ちばあきおが生んだキャプテンたちが復活

とあり、

「この日3試合目の練習試合!
9回のマウンドに立つイガラシ
1点リードを守れるか!?」

カラーなので分かりますが東雲(しののめ)高校の
ユニフォームはアンダーシャツ、背番号、ヘルメット
が緑色です。

墨谷はアニメと同じで青色です。

墨高のサッカー部は水色と白の縞々に黄土色のパンツ。

 

9回表東雲高校の攻撃、ワンナウトランナー1塁。

ピッチャーイガラシです。

最初の柱文は、

「疲れの見えるイガラシに、東雲高校の
“金属バット”打線が襲いかかる!!」

 

「金属“バット”がなんだ」

と強がるイガラシ。

次の球を投げると、打球は大きい当たりでレフトへ、
まさか、と焦る守備。

打球はキャプテンでよくあるラインから外れたフェンス
直撃のファール。

それを見て谷口は、

「(う~~ん)」
 「(試合の最初の方は良かったが
  後半はつかれたな…イガラシ)」

「(硬球で9イニング投げるのが初体験のイガラシ…)」
「(途中から握力が落ちてきた)」  (松川)

「(それもあるがやはり金属バットの威力だ)」
「(こんな非力そうなバッターに
あそこまで飛ばされるとは…)」  (倉橋)

そんな非力そうにな見えませんが、目は半田みたいにバッテン
のバッターです。

スコアは5対4、墨高1点リード。

イガラシが次の球を投げると、打たれ、
打球はファースト正面。
打球は勢いを増し、

「金属バットの……」
「芯を食った!」

あまりの打球の勢いに勢いにおされるかのように
捕る姿勢にもならず、はじくファーストの井口。

ボールはファールグランドへ、バックアップへ
回るライトの半田。

1塁ランナーは一気にホームへ!

ライトの半田もボールをつかみ、かっこいい感じ
でホームへ

しかしヘッドスライディングの1塁ランナーは無事生還。

これで5対5。

東雲高校のスコアラーはエラーかヒットかを審判にきくと、
強襲ヒットでいいと思いますよと。

同点にはされたがそのあとを抑えたイガラシ。

ところで本職の審判っぽい人が審判をしています。
どっから呼んだんですかね?

練習試合なのでだいたいあまった部員が審判したりするのですが、
まあこれはこれでいいと思いますが。

そして解説してくれるサッカー部員。

「う~~ん
しかしウチの打線も最初の方は良かったけど
打ち疲れたっつーか…」

「どうしてウチは金属バットを使わないんだ?」

「金属どころの話じゃないんだぜ
アレを見てみな」

「「え」」

とサッカー部員が2人がバットを見ると、

メガネをかけたもう1人のサッカー部員が説明してくれます。

「ありゃ竹バットだよ」

「“木”じゃなかったの?」

「さっきはわかり易く言っただけ」
「厳密には“竹”…」

「せめて“木”でやりゃいいのに…」
(なんで)

「さあね」
「訓練なんだろ」

バットのスイートスポットは金属が一番広く、
次に木、一番狭いのが竹です。

金属はスイートスポット(芯)を外れてもまだ
勢いのある打球になります。

「おれ……1回野球部の奴に“竹”で打たせて
もらったことあんだけど」
「ひ~~」
「ホントしびれるだけで芯なんかにゃ
とてもじゃないが当たらなかったよ」

と芯に当たらないと手がしびれた模様。

「この……
「練習に使うためだけの竹バット」
で昨日から4連勝してるんだから
たいしたもんだけど…」
「さすがに疲れるよね…
こんなにハードなスケジュールじゃ…
谷口と松川は昨日から連投
高校に入ったばかりの
イガラシも完投させられてる」
「相手がいくら弱いとこって言っても
竹バットじゃ得点力に限りがある」
「この“5試合め”は……
前半で打っても後半で疲れたのが
丸わかりの得点経過になっている」

「そうか…
だからあんまり聞かないとこ
相手に苦戦してたのか」

弱い相手といえども竹バットで芯に当てるのは
技術がいるということですね。
そして連戦の疲れで苦戦していたと。

試合に戻るとイガラシはいい当たりだが
サードライナーでアウト。

「今の打球も…
“竹”じゃ内野を抜けないんだ
(金属なら抜けた)」

「これでツーアウト
(ランナーなし)」
5試合めは引き分けで終わりだな」

 

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「さああの1年坊が最後のバッターになるのか?」

とバッターボックスに向かったのは先ほどファーストゴロ
をはじいた井口。

「(あ~~)」
「(竹バットじゃストレス溜まる~~)」

とイラついているが、

お願いしますとバッターボックスに入り、

「(おれが…)」
「(“木のバット”を持って入ったことは誰も気づいてない)」
「(さっきのエラーの分は絶対取り返す!
おれのせいで東雲高校なんてとこに引き分けに
されたらたまんねえからな…)」
「(ファールを打ったら音でバレる)」
「(一発で決める)」

 

となんとさっきのエラー(強襲ヒット)があったので
指示をやぶり木のバットを使う井口。

狙いは、

「(センターオーバー!)」(打つ‥)
「(おれは竹バットのお陰で昨日からノーヒット)」
「(じれったくてじれったくて……)」

とピッチャーの投げた球に、

「(当たった……)」
「(芯だ)」

井口がバットを放り投げた音に丸井が反応する。

打球はセンターを越える。

「こりゃランニングホームランになる!」

「あんにゃろ」
「“木のバット”を持って打ちやがったな」 (丸井)

まわれと声をだす墨谷ナイン達、

「うッ」
「みんなは盛り上がってるけど…」
「丸井さんは気がついたみたいだ」
「還ったら怒られる」

ベンチを見ながら走っている井口。そして3塁ベースを回り、

「でも……」
「ホーム……
セーフで還れば怒られないハズ」
「いや」
「怒ったらあの人がどうかしてる」

ホームへヘッドスライディングする井口。

ボールもキャッチャーが捕って、井口にタッチ。

判定は、

「セーフセーフ」

でサヨナラで5対6で墨谷の勝ち。

「あの1年坊やったね」 (サッカー部員)

「やったやった」

「よく打ったぞ井口」

「これで土・日の練習試合一応5連勝ーーっと」
(倉橋)

一応という言葉に井口は、

「……!」

となり、バットを持って怒っている表情の丸井
の横をとおりすぎ丸井に、

「「9回ツーアウトランナー無し」
からホームラン打ったんです」
「認めて下さい」
「(怒られる筋合いないーーと)」

「(練習試合は“竹”だけでやるって
キャプテンが決めたのに……)」

結局丸井は何も言わずでした。

「ん」

井口はバットを片付ける谷口を見る。

「(谷口さん…)」
「(やっぱりキャプテンはわかったよね…)」
「(でも…)」
「(こんな竹バットのつまらない試合したくない)」
「(叱ってくれてもいいですけど
僕のお陰で“5勝め”はできたんですからね)」

気まずかったみたいで、イガラシの肩へポンと手を置き、

「イガラシ」
「おれのエラーの分…取り返したぜ」

「このバカ」
「高校の野球部をなんだと思ってんだ」

とイガラシも木のバットを使ったと気づいた模様。

イガラシにきつく言われたのが気になったのか、

「オマエがポロポロと失点したのだって悪いんだぜ」
(相手は弱いとこなのに…)

「(アイツのガキっぽいとこが出てきたな)」

そこへ倉橋がイガラシを労う感じでか肩にポンと手を、

「イガラシは昨日から5試合出ずっぱりで
疲れたんだよな」

その言葉をイガラシは自分に厳しい性格から、
落ち込んだ感じに見え、

「(確かに『2日で5試合出ずっぱり』のキツさ……)」
「(中学の軟式野球部じゃ経験したことのない疲れだ…)」

そして倉橋は井口に話かける。

「井口も疲れたよな」

「え」

「最後のランニングホームランでヒザ
ガクガクじゃねぇか」

と井口のふくらはぎを確かめるようにふれ、

「え」
「そ そんなことないっスよ」

その後、倉橋は、

「残念だが来週からの練習試合には
もうオマエは出さん!」

と言い放つ。倉橋も井口が木のバットを使ったのを
当然気がついていたみたいですね。

「え?」

「理由はわかってるよな」

「じゃ じゃあ」
「逆に質問があります」

「なんだ?」

「ウチはなんで金属バットを買わないんですか?」
「部費をかき集めりゃそんなもの
1本くらいは買えるんじゃないですか?」
(1本あれば折れないわけだし)

「ーーだってよ谷口
このナマイキが言っとるぜ」

「(……)」

「金属バットは入れないよ」
 「ウチは…」

にて第8話「スイートスポットの巻」終わりになります。

ラストの柱文は、

「竹製バットで5戦5勝!
しかし金属バットは今後もNG?
ーー一体なぜ!?

次号は当然、金属バットを入れない理由を谷口が語ります。
そして9話のタイトルは、『ナインの和を乱すな』の巻!
です。

竹製バットを使っていたので、コールドまでの得点力が
なかったんですね。

技術を鍛えるためかなと思ったのですがどうでしょう?

ちなみに井口の言ったように1本くらい金属バットが
あってもいいかなあと思うのですが、やっぱ頼っちゃい
ますかね。

ちなみになんであった方がいいと思ったかというと、
井口がエラーしたように、ノック用に金属バットで
強い打球に慣れさせた方がいいと思いましたので。

さあ井口はどうなっていくのでしょうか?

 

以上が、【プレイボール2】第8話感想と内容、ネタバレあり、コージィ城倉作
になります。

前話、7話はこちら

次話、9話はこちら

お読み下さりありがとうございました!

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