【プレイボール2】第10話感想と内容、ネタバレあり、コージィ城倉作

【プレイボール2】第10話感想と内容、ネタバレあり、コージィ城倉作

【プレイボール2】第10話感想と内容になります。

ネタバレしていますのでご注意ください。

このブログでの第9話はこちら

 

前話まで

 

前話までです。

「OBの田所から金属バットの
差し入れがあった墨高野球部だが、
練習試合は竹バットで通したい
谷口は考えを変えようとしない。

そんな中、
師岡学園、浪国高校と3校で
練習試合を行うことになる。

甲子園常連校・浪国に対し、
やはり竹バットで挑むが…!?」

それでは、第10話「芯で捉えろ!の巻」へ

 

 

第10話「芯で捉えろ!の巻」

 

 

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表紙は1番打者、バッターボックスでかまえる丸井を
クローズアップ。

煽(あお)り文は、

「甲子園常連校・浪国高校戦プレイボール!
一番バッターは丸井!!」

最初の柱文は、

「浪国の先発は左の本格派。
うなる速球に竹バットで挑む墨谷打線!
果たして…!?」

まず、浪国の監督、ナインは気付きます。

「ん」
「あのバットは………」
「(なんで“木”のバットを持っとるんや……?」

「(間違えて持ってきたわけやないやろに…)」

「(まあなんでもええわ)」

「(あのスピードボール……)」
「(竹バットで芯を外したら相当シビレるぞ~~)」

と丸井は初球から狙うが、ピッチャーの球は早く、
振り遅れてしまう。

「(でも)」
「(いい感触)」
「(芯に…)」
「(当たった!)」

と1塁線のツーベースコースのあたりは惜しくも
ファール。

ファールでも戻ってくる丸井に、
浪国のキャッチャーはバットを丸井に渡す前に、

「(やっぱ竹や!コレ)」

木ではなく竹であることに気付く。
浪国の監督も音で気付いたみたい?

次の球を打ったが次は芯を外したため、
手に強いシビレが。

ボテボテのピッチャーゴロでアウト。

次に2番打者のイガラシ。

「!」
「(2番も竹のバットを持って来る。)」

それをみてキャッチャーは監督に木じゃなくて竹だと
伝える。

 

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監督はタイムをかけ、谷口に、

「なんで竹のバットを使ってるわけ?」

「へ?」
「あ…
いえ……」
「き金属バットは1本しか無くて…
学校に置いて来たんで…」

と苦しい言い訳を。

「金属バット1本しか持っとらんのーー?」

「(………)」

「(“東京の都立”ってこんななの…?)」
「(今どき金属バット持ってないって…)」

次に木は?にも学校に置いて来たんでと。
そして、冷や汗?をかきながら、谷口は、

「あえてスイートスポットの狭い“竹”で……」
「試合でも芯に当てる練習しようと思いまして…」

と谷口の目的を伝えるが、

「いやそれは困るわ~~」
「我々は大阪からはるばる
「腕試し」に来とるんやで…」

はるばる来てるので監督の本音も、

「今日は本当は東実と
やれるっちゅうハズやったのに…」

それには谷口も謝るしかなく、

「スイマセン」
「代わりがこんな力不足の僕達で…」

「いや力不足なんてゆーとらんけど…」
「君達も去年は都の予選で
ベスト8まで行ったわけやろ?
だからウチも了承したわけで…」
「だがとにかくウチは“金属”でやるわけやから…
相手が“竹”っちゅうのは困るわ!」

この監督の言葉に谷口は田所に言われたこの言葉を
思い出し、

「コッチが“竹”でやってたら
相手に失礼じゃないのか?」

顔を下に向けてると、浪国の監督は、

「コッチのバットを貸してやるから
それでやってくれへんか」

「いや
それは困るんです」
「我々は自分達のバットでやらして下さい!」

そしてさらに監督は説得するが、
谷口は頭を下げながらも引き下がらず、
その様子に墨高ナインは、

「しかし谷口…」

「引き下がらない」

「強情と言うか……」

「信念を曲げないと言うか…」

 

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と言っていると、向こうの監督もおれて、

「ほんなら」
「しょうがあらへんなァ~」
「我々も“竹”でやるわ」
「我々は竹のバットなんぞ持ってきとらん!」
「君達のバット貸して!」

という条件になり、お互い、ナイン達に伝え、
浪国側では、

「この試合はお互い“竹”でやることにした!」
(条件をイーブンにせんことにゃ試合にならん)

「え?」

「お互い?」

「ーーったく」
「伊達や酔狂で遠征に来とるんやないど~」
「「東実」の代わりに「都立の竹バット」とは…」

気分を害してる監督は、

「おいピッチ」
「早々に竹バットなんぞヘシ折ったれ」

「え?」

「バットが物理的に無くなったら
“金属”でやるしかないやろ!」

「………………」

「そしたらコッチも堂々と“金属”を使える」

「は
はい」

と返事をしたピッチャーだが、
そこは分かっているのか、心では、

「(まあ……)」
(竹も…)
「(そうそう簡単には折れへんかもしれんが…)」

と認識はしているようです。

イガラシが打席に立ち、まずイガラシをみると背の
低さに目がいき、投げると打ったイガラシの打球は
レフトへ、平凡なレフトフライだが、外野へ飛ばした
ので、ピッチャーは、

「(コイツ)」
「(意外とスイングスピード早かったな)」

と驚きの模様。

アウトで戻ってきたイガラシにバットをひろいに
いっているナインが折れていることに気付く。

谷口が確認し、折れているのを確認しているのを
ピッチャーの耳に届き、

「(いきなり1本折れた)」

とにんまり。

キャッチャーがマウンドへいき、

イガラシのことから、

「スイングスピードがあったから折れたわけやし
折れながらレフトまで飛ばしたわけやから…
小力あるでェ」

「1番にも初球はいい当たりされたからな…
“都立”っつーてもあなどれへんか…」

「ああ…少しはやるかもな」

といってるピッチャーだが、

「(まあでも……)」
「(まともに振れるチームの方が
バットは折り易い)」

と1本折ったことから余裕が。

一方3番谷口は、イガラシがバットを折ったことで、

「このボールは威力は相当なもんだぞ」
「(貴重なバットを折られないようにしないと…)」

さすがに何本もバットはないでしょうから。それを
改めて意識して、

「(バットのマークは必ず体の方に向けて…)」
「(これがズレてると折れる元なんだ)」

そして向かってくる球に対し、

「芯で捉えれば…」
「バットは折れないんだ!」

といい当たり!

センターオーバーかと思いきや、
センターに飛びついて捕られました。

「ナルホドね…」
「こういうことを言っとるのか…」
「竹バットでも芯に当てればちゃんと飛んで行く」
「あのキャプテンそれを実践してみせたーーと」

浪国の監督も竹のことはいちよう認めているが、

「“竹”であんな当たりをされたのは
ちょっとショックやなァ」

「敵もまるっきりのヘタクソやないちゅーことや」

(良かった良かった)

それから谷口が大・中・小と3本竹のバットを渡し、

谷口が去ってからそのうちの1本を監督が掴み、
表情が少し険しくなり、

「おい」
「このバット3本はなるべく早い段階で
消滅さしたれ」

貴重なバットがピンチです><

先発は谷口。

浪国の監督の指示は自然に消滅させるようにと。

1番バッターもその気満々で。

もちろんあからさまではいけないので、

「お借りしたバットは折らんようにせんと…」
「マークの位置を確かめて…」

「プレイ!」

にて、第10話「芯で捉えろ!の巻」は終わりになります。

さあ貴重な竹のバットは守られるのでしょうか?

今年の夏の甲子園はホームラン数が多かったですね!
金属バットの性能の良さという意見がありました。

プロだと木のバットになるので、プロを目指すと、
竹のバットで技術を磨くのは素晴らしいですね!

浪国のバッターは折ることが目的ですが、
芯にとらえることはできるのでしょうか?

ラストの柱文は、

「一回裏、浪国高校の攻撃!
竹バットの打線を、谷口は抑えることができるか?」

 

次号、

「浪国の策略は成功するのか?」
『竹バットの使い方』の巻。

展開的には、2本はすぐ折れて3本目のときに
竹のバットでの効果に気付くんじゃないかなあと。

 

以上が、【プレイボール2】第10話感想と内容、ネタバレあり、コージィ城倉作
についてになります。

お読み下さりありがとうございました!

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