藤原結樹(将棋)Wiki風アマ竜王への道!中学や年齢は?

藤原結樹(将棋)Wiki風アマ竜王への道!中学や年齢は?

藤原結樹(将棋)Wiki風アマ竜王への道!中学や年齢は?
についてです。

 

画像引用元 https://msp.c.yimg.jp/yjimage?q=SKHELVEXyLHrKh6aHHRw8i8HdYG6ACqoyhQFqRaDS4BCwaU3zoq.Z1s7nSVI54o_kkemjqjqIESj8dwQuxalMIh8n6emrvJSGReEXLlOMJ2Dw4rkUPIMlHrwthnV9o6tp1BY8GlbHGgNdX1X8A–&sig=1388r5ldf&x=185&y=272

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藤原結樹さんは、中学は加茂名中学出身で、
3年生のときに、県内のトップクラス十五人で争われた
県の将棋大会で優勝されました。

加茂名中ではバレーボール部で汗を流し、
キャプテンも務められました。

現在27歳とのことです。

将棋に興味を持ったのは小学二年生のころで
初心者用の盤を買って父親と一緒に将棋を覚えました。

四年生からは子ども将棋教室に通うようになりました。

「奥深く、負けたときの悔しさより、勝ったときの達成感が大きい」
と語られました。

夢中になるにつれて棋力も上がり、五年生で小学生名人戦の徳島県代表に
もなられました。

藤原さんは2015年の第58回三段リーグまで森信雄七段門下で在籍
されていました。

アマチュア大会復帰後、
1年経たずに嬉しい全国優勝となりました。

現在は、大阪府堺市に在住の会社員です。
第53回赤旗名人戦ベスト8などの戦績があります。
藤原さんにはアマ七段免状が贈られています。

対戦相手は、

1回戦、福井代表の中西浩正さん。

2回戦、香川代表の石綿慈雨さん。

3回戦、愛知代表の水谷創さん。

準決勝、奈良代表の古作登さん。

決勝は、北海道代表の横山大樹さん。

決勝の相手の横山さんとは奨励会時代に、
研究会で何度も指された相手で、
横山さんが勝率1割程度だったとのことで、
相性は良かったそうです。

この決勝での勝負は逆転勝ちでした。

「最高の結果です。
最後は詰まされても仕方ないと思ったが、
運良く逃れていました。
苦しい将棋もあったが、
全体的にうまく指せたと思います。

(プロの竜王戦については)いい将棋を指せるように、
5時間じっくり考えたい」
と話されました。

 

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以下は奨励会退会までのことになります。

森信雄の弟子だった藤原結樹(27)はプロ目前の三段まで昇りながら、

「26歳までに四段になること」という年齢制限に引っかかり、
2015年に奨励会を退会した。

「中学生のときに徳島から出てきて、
10年かけて自分の夢が叶わないことを確認したのは辛いことですよ」

と、朗らかに笑う。

奨励会の出だしは順調だったが、
最初の壁が初段だった。

一級から初段に階段をひとつ上るのに3年かかり、
さらに初段でも負け込んで一時は降級したこともある。

20歳の夏の暑い日、藤原は森から激しい叱責を受けた。

「なんのためお前が将棋やってるのかわからん。
こんな成績だと意味がない。今すぐ徳島に帰れ!」

他の弟子たちの手前、
藤原は森の自宅からそっと出て、
ふがいない自分に号泣した。

部屋に戻る前に腫れたまぶたに冷たいお茶のペットボトルを当てた。

三段になったのは22歳だが、勝てずに26歳になった。
この歳で四段にならなければ退会だが、
延命措置として勝ち越せばもう1年在籍することができる。

最後の年、藤原の星取りは一進一退の状況だった。

対局は18戦するから、9敗した段階で退会が決定する。
6勝8敗で迎えた15局目の対戦相手は奨励会でいちばん仲の良い友だちだった。

相手の得意な戦法、思考様式もわかっている。

だが相手は奇襲戦法を取ってきた。

戸惑った序盤から押され、中盤でも大きく損を重ねた。

この対局で敗れれば9敗となり、退会が決定する。

終盤に入り「これはもうダメだな」とわかった瞬間、

「グラッと地面が揺れた気がしました」

プロ棋士の対局では、ダメとわかった瞬間に投げること(投了)がある。

「それは奨励会の将棋ではありません。
奨励会では最後まで(相手の攻撃を)受けきれなくなるまで指します。
ダメとわかってから投了するまで長かった」

藤原は最後まで奨励会の将棋を全うした。

森に電話で敗戦を伝えると、
「うん、そうか。全ての対局が終わったら家においで」と誘われた。
自宅では次の進路を話し合った。

藤原が知人の紹介で病院事務の仕事を見つけると、
「そうか、それは良かったなあ」と我がことのように喜んでくれた。

現在は趣味としての将棋を楽しんでいる。
アマチュアの大会に出場して全国ベスト8まで進出したことがある。

将棋をすることは辛くないのだろうか。

「ないですね。
辛い大きな挫折でしたが、三段までやりきった感があります。

もし20歳のころに辞めていたら、
もっと心に深い傷を負って将棋を見るのも嫌になっていたでしょう。

森先生が師匠でなければ、続けて行くことができなかったと思います。

将棋の師匠は形だけのものと言われます。

私も最初はそう思っていました。

だがプロ棋士の夢を断念した今、
森先生が師匠で良かったと思っています」

 

(ノンフィクションライター・神田憲行/Yahoo!ニュース編集部)の記事より引用。

 

と森信雄師匠について語られました。

いい話ですね!

竜王戦での活躍楽しみです!

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