利かし 将棋用語辞典
「利かし」
部分的な数手のやり取りで得をすることを、
利かしと呼びます。
逆にこれをされた側は利かされといって、
プロが嫌う形です。
(西田拓也)
将棋世界2021年3月付録
知っておくべき将棋用語 より
きかし【利かし】
将来、役に立つような手の交換をしておくこと。
羽生の眼
歩の突き捨てや、歩を叩くなど、歩の着手で
あることが多い。
その手に対する相手の応手がない場合は利かし
とはいわない。
すぐに効果があるということではなく、
のちのちプラスになる手の交換であるので、
先を見越した読みが必要になる。
読む将棋百科(2009年)より
個人的な感想です。
利かされるとプロが嫌う形というのですね。
以上が、利かし 将棋用語辞典になります。
お読みくださりありがとうございました。